おいしい焼き魚とは、どう焼けばよいのか?

   

FCFNI_yakizakana

おいしい焼き魚とは、どう焼けばよいのか?

おいしい焼き魚の条件とは、

皮にはパリッと焦げ目が付いて、中はふっくらとジューシーなこと。
焦げ目の香ばしい風味が食欲をそそりますし、汁気があれば、魚のうま味を感じることができます。
焼き魚は、焼き方つまり加熱の仕方によって仕上がりが大きく変わり、おいしさにも影響します。
強火で焼けば、表面はあっという間に焦げてしまい、身の中は生焼けのままです。
しかし、弱火だと身の中心まで火が通るのに時間がかかるので、水分だけが先に蒸発して身がパサパサになってしまいます。
おいしく焼く火加減は「強火つよびの遠火とおび」といわれ、炭火の加熱が理想とされているのです。

「強火の遠火」とは、どんな火加減なのか?

表面の焦げ目の付き方と身の火の通り方がちょうど良い火加減です。
炭火では、たくさんの赤外線が出て、その放射熱で魚の表面がこんがりと焼けます。
少し遠ざけた遠火にすると、放射熱が広がって温度ムラが緩和するとともに温まった空気の対流で一気に魚の温度が上昇し、内部がほどよく加熱されます。
ガスコンロのグリルは、金属の板を高温に熱して金属板から赤外線を発生させ、放射熱にします。
加えてガス火による対流熱で魚を焼きます。
炭火でもガス火でも加熱条件をコントロールすることによりおいしい焼き魚を焼くことができます。

おいしい魚を焼くコツはある?

焼く少し前に魚に塩を振ります。
浸透圧で余分な水分が抜けて、身が締まり臭みも消えます。表面の水分をふき取り、塩で味付けして焼きます。

グリルで焼くコツは、

初めから強火にすること。
グリルの種類は両面焼きと片面焼きがありますが、片面焼きではあらかじめ温めて高温にすることがおすすめですが、
両面焼きでは火をつけて1分後には300℃近い温度になるので、温めておく必要がありません。

グリルの上面と下面の横に火口があります。またグリル庫内は奥の温度分布が高くなります。
魚の頭を奥に向け、端に魚を置きます。
一匹だけ焼く場合は、魚の種類や厚みの違いで調節が必要ですが、両面焼きで約8分。
片面焼きでは2分ほど内部を予熱で温めてから5分焼き、さらにひっくり返して4分焼くのが目安です。

美味しい焼き魚を食べましょう!!

スポンサードリンク

 - 料理 , ,