エイジングビーフを食べてダイエット!!
腐らせたのに美味しくなる「エイジングビーフ」とは何にか?
「熟成」とは
魚肉や獣肉が酵素の働きによってたんぱく質が分解し、イノシン酸というアミノ酸の一種の旨味成分がでることを言います。
それ以上進むと腐っていくので、「腐らせて美味しくなる」のと、「熟成させる」のは別物なのです。
エイジングビーフは作る熟成方法は
「ウェットエイジング」
肉を布で巻いた状態や真空状態で温度が低い部屋で30日程度寝かせる方法方法。
「ドライエイジング」
アメリカでスタンダードな方法で、気温が低く湿度が高い空気を循環させた部屋で骨つきの大きな部位の状態で寝かせる方法。
の2通りがあります。
企業が多く取り入れている方法は、
「ドライエイジング」が多く、これは水分の蒸発で味が濃縮されて、
肉に含まれる酵素や微生物の働きでたんぱく質が分解されて旨味成分を出して美味しくする方法。
エイジングビーフは、冷蔵庫がなかった時代の欧州で主流の赤身肉を冷涼な洞窟や地下倉庫につるして保存したことが起源と言われています。
そして、使用するお肉は価格の安い交雑牛や乳牛の赤身の部分(牛ヒレ・牛モモ)などを使用します。
高い和牛は手を加えなくても美味しいものです。
現代は健康志向の方が増え、霜降りのお肉を食べるより、赤身のお肉を好んで食べる方が増えました。
その赤身が、熟成することにより美味しく食べられるので熟成肉が選ばれる背景には食生活の変化かもしれません。
熟成肉はダイエット中におすすめ!
ダイエット中はサラダ中心の食事でなるべく炭水化物やたんぱく質を摂らないと健康的に痩せることは出来ません。
赤身肉は脂が少ないので、低カロリーになります。
そして赤身肉の栄養はダイエット中の方にも適しています。
赤身肉にはたんぱく質・L-カルニチン・鉄が豊富に含まれています。
たんぱく質は体を作るもとです。
不足すると筋肉量が減少して基礎代謝も下がりますので痩せにくい体になってしまいます。
食べていないのに痩せない人はたんぱく質が足りてない事が原因の場合が考えられます。
更に美肌のためにもたんぱく質は大事な栄養素です。
美肌のコラーゲンはたんぱく質がもととなるので痩せやすい体や美肌のためにもたんぱく質を摂取していきましょう。
「脂肪を燃焼させやすい体作り」には燃焼させやすい成分としてL-カルニチンが必要となります。
脂肪の燃焼がスムーズに出来ないと体脂肪として体内に残ってしまいます。
ダイエットや野菜生活で不足しがちな鉄やビタミンB12も赤身肉には含まれているので、低カロリーでありながら必要な栄養は摂れる嬉しい「エイジングビーフ」。
食べたいものを食べながら痩せることが出来るのなら心も体も嬉しいです。
「エイジングビーフ」をダイエットにも普段の食事にも食べたいものですね。